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降りてくる思考法 世界一クレイジーでクリエイティブな問題解決スキル

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-7973-8565-6
4-7973-8565-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 239P 19cm

商品内容

要旨

世界を変えるアイデアは“無意識”から降りてくる。人工知能を超える究極の思考メソッド。

目次

1 あなたの可能性を最大化する思考法(すべての人間は考えることが苦手だ
無意識の活用がすごいアイデアを生む
降りてくる思考法を行うためのコツ)
2 脳を狭く小さく使う48のスキル(変える
なくす
くっつける
盗む
〜だとすると
見えるようにする
調べる
捨てる
ちょっとだけをちょっとだけ)
3 降りてきたアイデアを育てて世に出すコツ(優れたアイデアに前例はない
「ワク組み」の抵抗をかわす方法
アイデアの過大評価“アイデア酔い”には気をつけろ
よいアイデアは論理的思考で見分けろ
誰でもできるアイデアのふくらませ方)

おすすめコメント

非凡なアイデアが無数に「降りてくる」! これからの時代に絶対必要な驚くべき問題解決のための48スキル! 「降りてくる思考法」とは、これまでの考え方の延長では生み得ないものを生むためのまったく新しい思考法です。村上春樹さんには「小説家 村上春樹」が誕生する有名なエピソードがあります。1978年4月のある日のことです。村上さんは神宮球場で野球の試合を観戦中でした。ヤクルトの先頭打者デイブ・ヒルトンが、広島の先発ピッチャーの第一球を、きれいにはじき返して二塁打にします。まばらな拍手がまわりから起こったときに、それは突然訪れます。僕はそのときに、何の脈絡もなく何の根拠もなく、ふとこう思ったのです。「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」と。そのときの感覚を、僕はまだはっきり覚えています。それは空から何かがひらひらとゆっくり落ちてきて、それを両手でうまく受け止められた気分でした。何かをしている瞬間に一瞬の雷のように発見やアイデア、ある思考が「降りてくる」。古今東西の偉大な発明は、いつもこのように生み出されてきました。面白いアイデアを考えられる人であることは、非常に重要です。人工知能の時代が到来しつつある昨今、人が行ってきた単純労働は、どんどん人工知能に置き換えられています。つまり、機械が絶対に生み出すことのできないアイデアを考えることが、私たちの存在価値といえるでしょう。とはいえ、自由にぽんぽんアイデアが出る人がたくさんいるかというと、残念ながらそうではありません。それは、人は「いつもの考えグセ」「思い込み」を常識W世間知として身につけることで成長しているから。つまり、私たちは大人になるにつれて、アイデアが出にくくなるようにプログラムされているのです。頭のワク組みはいつものクセであり、そう思い込んでいるがゆえに、なかなか外すことができません。でも、まったく心配することはありません。「アイデアを考えることが苦手!」 と思っている人は、単にアイデアを生み出す考え方のヒント、道具を持っていないだけなのです。本書で紹介されている48のコツを押さえれば、非凡なアイデアが「降りてくる」脳内環境を、誰でも簡単に作ることができます。是非、新時代を生き抜くための、最強の問題解決スキルを手に入れてください。

著者紹介

江上 隆夫 (エガミ タカオ)  
クリエイティブ・ディレクター、ブランド・コンサルタント。ブランドカンパニーラボ代表有限会社ココカラ代表取締役。長崎県五島列島出身。大手広告代理店アサツーディ・ケイにてクリエイターとして、さまざまな企業の広告制作とブランド構築にかかわる。2005年有限会社ココカラを設立し独立。ブランド構築やコンセプトづくりの講師、イノベーションスキルを広める事業、新規事業開発など活動の幅を広げている。受賞歴に朝日広告賞、日経広告賞グランプリ、日経金融広告賞最高賞、日本雑誌広告賞、東京コピーライターズクラブ新人賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)