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名門校の「人生を学ぶ」授業

SB新書 411

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-7973-9035-3
4-7973-9035-2
税込価格 880円
頁数・縦 206P 18cm
シリーズ名 名門校の「人生を学ぶ」授業

商品内容

要旨

16校の白熱授業を実況中継!名門校と呼ばれるほどの進学校ほど、実は受験勉強以外により大きな時間を割いている。しかも、それは流行りのプログラミング教育でも、ネイティブに迫る英語でもなく、「裁縫」や「なわとび」など、一見、大学受験には関係なさそうな授業である。果たしてそれはなんのためにあるのか?名門校で日々実践されている「どんな時代になっても生きていけるための力」の育て方に迫る。

目次

第1章 まるで幼児教室!?な授業(ギリシャ3大作図不可能問題を折り紙で解く(灘中学校・高等学校)
レゴブロックで数学の原理原則に迫る(聖光学院中学校高等学校)
65年以上の歴史がある「なわとび」部(桐朋中学校・高等学校)
読み聞かせでアクティブ・ラーニング(東大寺学園中学校・高等学校))
第2章 他者とかかわり自己を知る(大運動会で、組織に埋没しない「個」を育てる(開成中学校・高等学校)
「演劇づくり」で正解のない問いに挑む(海城中学高等学校)
バイオリンを1人1つずつ用意しての音楽授業(芝中学校・高等学校)
現代社会を見つめ、唱歌“故郷”の歌詞を考える(麻布中学校・高等学校))
第3章 教科の枠を超えて学ぶ(種から稲を育てて赤飯にする「水田稲作学習」(筑波大学附属駒場中学校・高等学校)
リベラルアーツとしての「園芸」の授業(鴎友学園女子中学高等学校)
東京ドーム15個分の校地全体が「生きた教材」(早稲田大学本庄高等学院)
「聖書」を通して世界を知り、「礼拝」で自分を深める(女子学院中学校・高等学校))
第4章 意味はあとからわかる(毎朝5分、布に針を通し、無心になる(豊島岡女子学園中学校・高等学校)
2時間目と3時間目の間に半裸でラジオ体操(栄光学園中学高等学校)
約2カ月、ひたすら岩を削り続ける授業(武蔵高等学校中学校)
真夜中に標高1900mの山に登る大菩薩峠越え(巣鴨中学校・高等学校))

おすすめコメント

灘、開成、豊島岡…変な授業に理由がある ●受験勉強だけでは東大に行けない? 名門校と呼ばれるほどの進学校ほど、実は受験勉強以外により大きな時間を割いています。しかも、それは流行りのプログラミング教育でも、ネイティブに迫る英語でもありません。「裁縫」や「なわとび」など、一見、大学受験には関係なさそうな授業なのです。果たしてそれはなんのためにあるのか? 名門校が考える「どんな時代になっても生きていけるための力」の育て方を探ります。 ●16校の授業を実況中継 本書でとりあげる学校は16校。実際に授業を聴講し、まとめました。

著者紹介

おおた としまさ (オオタ トシマサ)  
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。株式会社リクルートから独立後、数々の育児・教育誌の編集にかかわる。教育や育児の現場を丹念に取材し、斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。心理カウンセラーの資格、中高の教員免許を持ち、私立小学校での教員経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)