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教養としてのプログラミング的思考 今こそ必要な「問題を論理的に解く」技術

サイエンス・アイ新書 SIS−404

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-7973-9540-2
4-7973-9540-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 186P 18cm

商品内容

要旨

「プログラミング的思考」とは、ある目的を達成するために、それを実現する一連の動作を決め、その部品となる個々の動きを選択し、それらの正しい組み合わせを導き出す考え方です。プログラミング的思考は、コンピュータ・プログラミングのためだけでなく、社会生活の中の状況を理解し、自らの問題として解決する論理的思考の実践にも役立ちます。思考を視覚化する方法を含め、あたかもプログラミングするかのように考えを整理する知恵は、諸々の問題解決のヒントを探す方策として、あらゆる人が積極的に活用すべきなのです。

目次

第1章 コンピュータとソフトウェア(身近にあるコンピュータ
思考機械としてのコンピュータ ほか)
第2章 プログラミング的な思考と表現(プログラミング的に考える準備
思考の表現としてのプログラム ほか)
第3章 プログラムの基本形と考え方(シーケンシャルな処理―カレーライスを作る
条件分岐のある処理―ジャンケンの勝ち負け ほか)
第4章 正解のない問題をプログラミングする(定量化してプログラミングする―買い物
推論をプログラミングする―特ダネと怪情報 ほか)
第5章 プログラミングに適したアルゴリズムを考える(文章からアルゴリズムを考える―囚人のジレンマ
図解からアルゴリズムを考える―川渡りの問題 ほか)

著者紹介

草野 俊彦 (クサノ トシヒコ)  
1986年千葉大学工学部卒。同年日本電気株式会社に入社。高度先端基幹通信システムの研究開発に従事。米国デラウェア大学コンピュータ情報科学科、客員研究員。NECアメリカに駐在し、ネットワーク管理システムの基本ソフトウェア開発を推進。2007年米国系半導体企業に移り、通信機器組込システムの開発を主導。2010年ネットワーク仮想化ソフトウェア開発ベンチャーを、イスラエルで起業。過去20年間に渡って国際機関におけるIT技術の標準化に貢献し、米国電気電子学会(IEEE)の標準化小部会で議長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)