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「プランB」の教科書

インターナショナル新書 105

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-7976-8105-5
4-7976-8105-5
税込価格 1,056円
頁数・縦 313,4P 18cm

商品内容

目次

第1章 すべての「プラン」はなぜうまく行かないのか
第2章 あらゆる計画は修正を迫られる
第3章 「プランB」はなぜ発動できないのか
第4章 「プランB」を発動させる方法その一 「悪魔の代弁者」の助けを借りる
第5章 「プランB」を発動させる方法その二 アイデア集約と実行のための仕組みを作る
第6章 「プランB」を発動させる方法その三 AIにできない課題発見をヒトが行なう
第7章 「プランB」を発動させる方法その四 人を説得する能力が集団思考を打破する

出版社・メーカーコメント

すべての予測不可能な現代において、組織が生き延びるための「プランB」とは?行動経済学と豊富な実例に裏打ちされた「危機の時代の経営学」テキスト、登場。 ■コロナ禍、ウクライナ侵攻、原油高、台湾海峡の緊張──世界は、日本はまさに予測不可能な時代に突入した。■この現代において、すべての「プランA」は失敗する危険性をはらんでいる。その中で重要になるのは、状況の変化に即応するための「プランB」(代替案)であるのは言うまでもない。■しかし、企業のみならず、日本の組織は「既定の方針」にしがみつき、それを改めることに躊躇してしまう。その代表例がコロナの水際対策であり、また東京オリンピックの強行開催であった。■いったいなぜ組織はプランBを実行できないのか? そしてその真の原因はどこにあるのか? 最新の行動経済学を駆使して語る「危機の時代の経営学」がいよいよ登場!■冨山和彦氏【経営共創基盤(IGPI)グループ会長】、藤野英人氏【レオス・キャピタルワークス 会長兼社長】が絶賛! 【本書の目次より(抜粋)】はじめに──「完璧な」プランなど存在しない 第一章 すべての「プラン」はなぜうまく行かないのか東芝はなぜ凋落したか/データ分析には「落とし穴」がある/「そうは言っても大丈夫だろう」シンドローム/「会議」ははたして必要なのか? 第二章 あらゆる計画は修正を迫られる「プランA」が行き詰まるとき 第三章 「プランB」はなぜ発動できないのか集団思考という魔物/独裁的なリーダーでさえ軌道修正ができない理由 第四章 「悪魔の代弁者」の助けを借りる「レッドチーム」を機能させるための「六つの鉄則」 第五章 アイデア集約と実行のための仕組みを作るオープン・イノベーションの仕組み作りを利用する/市場を柔軟に選択する 第六章 AIにできない課題発見をヒトが行なうすでにAIが実装された分野/アーティストと起業家の共通点と違い/知覚を研ぎ澄ます「四つの手法」 第七章 人を説得する能力が集団思考を打破するプレゼンは「アリストテレス」に学ぶ/「エトス」なくして説得なし/信頼されるリーダーの条件とは

著者紹介

尾崎 弘之 (オザキ ヒロユキ)  
福岡市出身。1984年東京大学法学部卒業後、野村證券入社。ニューヨーク法人などに勤務。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス勤務を経て、2001年にベンチャー業界へ転身。ベンチャー・キャピタル、複数スタートアップ企業の立ち上げ、エグジットに関わる。2005年より東京工科大学教授。2015年より神戸大学科学技術イノベーション研究科教授、同大経営学研究科教授(兼任)。政府で核融合エネルギー委員会委員などを務める。博士(学術)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)