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クイズ作家のすごい思考法

インターナショナル新書 152

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-7976-8152-9
4-7976-8152-7
税込価格 968円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

人を「へえ!」と唸らせるクイズをつくりたい。常に新たな情報・発想を探しているクイズ作家の頭の中には、誰かにすぐ話したくなるような知識・知恵が詰まっている。それらをどう組み合わせ、どう表現すれば効果的に伝わるのか?情報の裏取りはどうするのか?クイズ作家の思考法は、コミュニケーションや、自身の関心や想像力を拡げるのに役立つ。随所にちりばめられたクイズを楽しみながら、ビジネスや生活に使える「すごい思考法」が身につく本。

目次

第1章 三日サボるとクイズ作問力が落ちる―ふだんやっている能力アップ法(毎日、問題は多くて七〇問つくる
不得意分野を克服する ほか)
第2章 ヒントは“日常”の隣にある―クイズは入口であり出口である(クイズで想像力を育てる
日常のものに疑問を感じる―非常口のマークはなぜ緑色? ほか)
第3章 クイズ作家の収入は何で決まるのか―「誰も解けない」も「みんなが解ける」もダメ(クイズ作家になった“たまたま”の理由
就活なしの仕事 ほか)
第4章 情報の扱い方で生き残る―得意分野とその伸ばし方(実は「女性目線」が苦手です
忍者走りを何とよぶ? ほか)

出版社・メーカーコメント

人を「へえ!」と唸らせるクイズをつくりたい!クイズ作家は、常に新たな情報・発想を探している。仕事や生活に使える、すごい思考法がここにある。クイズ番組・書籍は数あれど、プロとして活躍するクイズ専業作家は日本に10人ほど。その一人、国際クイズ連盟日本支部長も務める著者が、知られざるクイズづくりの現場、クイズづくりの経験から得た知見を、軽妙に綴る。視聴者を「へえ!」と唸らせるために、情報をどう組み合わせるのか。数分で出したアイデアの裏取りに、なぜ1か月も時間をかけるのか。答えが一つに定まらないとき、どう対処すればいいのか。誤情報も混じるWikipediaを賢く利用する方法とは。クイズ作家の頭の中には、ビジネスや生活に役立つ知識・知恵が詰まっている。 その思考法は、人とのコミュニケーションや、自身の関心や想像力を拡げるのにも役立つ。随所に散りばめられたクイズを楽しみながら、すごい思考法が身につく本。(目次より)1章 3日サボるとクイズ作成能力が落ちる毎日、問題は多くて70問つくる不得意分野を克服する「知っていること」に「知らないこと」を掛ける悩みの“ワクワクバランス”をどうするかWikipediaの賢い利用法2章 ヒントは“日常”の隣りにある日常のものに疑問を感じる--非常口のマークはなぜ緑色?金魚がいれば銀魚もいる?--妄想を歓迎するビールの泡はアルコール度数が低いのか?情報を体験しにいく3章 クイズ作家の収入は採用数で決まる  --「誰も解けない」も「みんなが解ける」もダメクイズ作家はクイズ王……とは限らない「へえ!」をつくる仕事そのクイズ、明日、人に話したくなる?クイズ作家のお仕事--作問、裏取り、監修者との付き合い、読み合わせ4章 プロのクイズ作家に女性はひとりだけ  --自分の得意分野で目立つ悩める人は「アメリア・イアハート狙いで」「他人の案」を通せる人が生き残る終わる仕事にはオマケをあげる “場”を読み出題の傾向を変える

著者紹介

近藤 仁美 (コンドウ ヒトミ)  
クイズ作家。1988年、三重県生まれ。早稲田大学教育学部卒業および同大学院修了。在学中からクイズ作家として活動を始め、日本テレビ系『高校生クイズ』を一五年間担当したほか、『頭脳王』『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』『せっかち勉強』などのテレビ番組や、各種メディア・イベント等で問題作成・監修を行ってきた。2018年より国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)