• 本

北欧式お金と経済がわかる本 12歳から考えたい9つのこと

出版社名 翔泳社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-7981-5517-3
4-7981-5517-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 111P 21cm

商品内容

要旨

本書は、経済の専門家である著者が、子育てをする中で子どもたちに知っておいてほしいと感じた「お金や経済のしくみ」についてやさしく解説した本です。お金の稼ぎ方、借り方、扱い方(予算・使う・貯金)、カード、税金、消費、銀行、経済の難しさ(失業や貧困)など、12歳以上の子どもたちに知っておいてほしい・考えてほしい9つのキーワードについて解説していきます。ふだんあまり意識しない、消費と経済の関係、個人経済と社会経済の違いやしくみについて、北欧(ノルウェー)と日本を対比しながら知ることができます。

目次

第1部 あなたの経済―お金はどうすれば手に入る?どう使えばいい?(お金はどうやって稼げる?―賃労働と起業家精神について
どうしたらお金を借りられる?―借金と利子について
お金ってなんだろう?―お金について、お金をどう扱うべきか
お金をどう扱ったらいい?―予算を立て、使い、貯金することについて
どうしたら安全に買い物ができる?―デビットカードとクレジットカード、インターネットショッピングについて)
第2部 あなたと社会―あなた(個人)のお金は、周りの世界とどう結びついている?(あなたと税制―税金と脱税と政治
消費者としてのあなた―消費、リサイクル、経済成長について
あなたと銀行制度―銀行と金融市場
経済の難しい面―失業と貧困、よりよい生活を求めて)
まとめ コントロールしよう!―経済と権力、可能性について

おすすめコメント

経済の専門家が子どもたちのために書いた、学校では教えてくれない「お金と経済のしくみ」の本。

著者紹介

エクルンド,グンヒル・J. (エクルンド,グンヒルJ.)   Ecklund,Gunhild J.
大学で経済史学を学んだ後、経済史の博士号を取得。長年、経済政策、銀行・金融市場、中央銀行の政策などの研究に従事していたが、2013年に作家、コミュニケーター、経済アドバイザーの仕事に専念しようと決意。ノルウェーナレッジセンターの開設や子どもたちの経済教育プログラムの開発に際してアドバイザーとして尽力
枇谷 玲子 (ヒダニ レイコ)  
1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。在学中の2005年に『ウッラの小さな抵抗』(文研出版)で翻訳者デビュー。北欧家具輸入販売会社勤務、翻訳会社でオンサイトのチェッカーの経験を経て、現在は子育てしながら北欧書籍の紹介を行っている
氏家 祥美 (ウジイエ ヨシミ)  
1972年、埼玉県生まれ。ファイナンシャルプランナー・キャリアコンサルタント。お茶の水女子大学大学院修了。FP事務所で5年間勤務した後、2010年よりFP事務所ハートマネー代表に。家計の見直し相談や講演活動を通じて、お金の基礎知識を伝えている。家庭を持ってからお金の知識の必要性に気がついて学び直した経験から、金融リテラシーの普及に力を注ぐ。高校生向け家庭科の教科書で経済分野を執筆するほか、高校生や大学生向けの講義なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)