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Webセキュリティ担当者のための脆弱性診断スタートガイド 上野宣が教える新しい情報漏えいを防ぐ技術

第2版

出版社名 翔泳社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-7981-5916-4
4-7981-5916-6
税込価格 3,608円
頁数・縦 331P 23cm
シリーズ名 Webセキュリティ担当者のための脆弱性診断スタートガイド

商品内容

要旨

本書は脆弱性診断を始めたい方へ向けて、セキュリティのプロである著者が脆弱性診断を行うための基礎知識と技術を丁寧に解説した入門書です。本書の前半では、Webアプリケーションがどのような仕組みで通信をし、どのような問題が起こるのか、といった脆弱性診断を行うために必要なHTTPの知識を学習していきます。また、Webアプリケーションへの攻撃とはどういうもので、どういった種類の攻撃があるのかも基礎から解説しています。後半の実践編では、実際に問題があるWebアプリケーションのデータを使用し、手を動かしながら脆弱性診断の手法を学んでいきます。診断にはOWASP ZAPという自動ツールを使用して診断する方法と、Burp Suiteという手動診断補助ツールを使用して診断する方法を解説しています。最後には、脆弱性診断を行う際に気をつけるべき関係法令やガイドラインもしっかり解説しています。脆弱性診断の手法を身に付けることで、セキュリティを客観的に判断することができるので、Webアプリケーションのセキュリティ担当者、開発者だけでなく、経営者の方にもおすすめの1冊です。

目次

基礎編(脆弱性診断とは
診断に必要なHTTPの基本
Webアプリケーションの脆弱性
脆弱性診断の流れ
実習環境とその準備)
実践編(自動診断ツールによる脆弱性診断の実施
手動診断補助ツールによる脆弱性診断の実施
診断報告書の作成
関係法令とガイドライン)
付録 実習環境のセットアップ(Oracle VM VirtualBox)

おすすめコメント

最新の脆弱性リスクに対応した新しい脆弱性診断の教科書です。

著者紹介

上野 宣 (ウエノ セン)  
株式会社トライコーダ代表取締役。2006年に株式会社トライコーダを設立。ハッキング技術を駆使して企業などに侵入を行うペネトレーションテストや各種サイバーセキュリティ実践トレーニングなどを提供。OWASP Japan代表、セキュリティ・キャンプGM、『ScanNetSecurity』編集長、情報処理安全確保支援士集合講習講師、Hardening Project実行委員、SECCON実行委員、日本ハッカー協会理事、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会向け実践的演習「サイバーコロッセオ」推進委員などを務める。(ISC)2が発表した2017年アジア・パシフィック情報セキュリティ・リーダーシップ・アチーブメント(ISLA)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)