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伝わるコードレビュー 開発チームの生産性を高める「上手な伝え方」の教科書

出版社名 翔泳社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-7981-8600-9
4-7981-8600-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 211P 21cm

商品内容

要旨

コメントひとつで、開発はスムーズになる。“すぐに”“明確に”“ストレスなく”伝わるプルリクエスト・レビューコメントの書き方がわかる!19の課題シーン/33のTIPSで学ぶ。

目次

1 心構え編(「伝わるコードレビュー」とは
伝わるコードレビューの5大ルール)
2 実践編(緊張感のあるレビューコメント
説明不足のPR
進捗が遅れているPR
考え方・価値観の食い違い ほか)
3 TIPS編(クイズを出さない
命令しない
性善説で考える
相手の意図を断定しない ほか)

出版社・メーカーコメント

コードレビューのすれ違いは、技術力だけじゃ防げない。円滑なテキストコミュニケーションの技法を身につけよう。コードレビューは、チームで開発するプロダクトの品質を高める重要なプロセスです。しかし、オンライン上のテキストコミュニケーションが基本となるコードレビューでは、「意図が正しく伝わらない」「受け手がネガティブに受け取ってしまう」などのすれ違いが頻発し、手戻りや誤解を生んでしまうことも少なくありません。本書は、そんな意図や感情のすれ違いを起こさない「伝わるコードレビュー」の技法を解説した書籍です。具体的な19の事例シーンをもとに、わかりやすいプルリクエスト・レビューコメントの書き方や効果的なレビューの進め方を詳しく解説します。事例シーンは、・緊張感のあるレビューコメントが返ってきたとき・説明不足のPRが提出されたとき・考え方や価値観が食い違ったときなど、開発現場のコードレビューでよくあるミスコミュニケーションのケースを収録。かわいいキャラクターとともに、問題の原因と対策を整理し、実践的な解決アプローチを提案します。「レビューのつもりが指摘合戦になってしまう」「何を伝えたいのかわからないコメントが飛び交ってしまう」そんな悩みを抱える開発チームにとって、本書はよりよいコードレビューの指針を示すガイドラインになるはずです。レビューの指摘が的確に伝わり、レビューを受ける側も納得感をもって改善できる-そんなスムーズなコードレビューの技法を、本書で身につけましょう。■解説TIPS(一部)クイズを出さない/性善説で考える/チームで共有するタグを作る/作業ログをつけて参照場所をリンクする/相談までの時間を決める/わからないレベルを伝える/自分の考え・意見を添える/詳細を明示する/「念のため」の確認をする/上手に催促する/聞きたいことを絞る/Before/Afterの画像を載せる/テンプレートを用意する/ラベルをつける……他、多数の実践的なTIPSを収録!■対象読者・コードレビューのよりよいやり方を知りたい現場のエンジニア、メンター・チーム全体でコードレビューの指針を整えたいリーダー・マネージャー・はじめてコードレビューをする新人エンジニア

著者紹介

鳥井 雪 (トリイ ユキ)  
プログラマー、NPO法人Waffleカリキュラム・マネージャー、万葉フェロー。令和5年度版東京書籍の国語教科書にプログラミングに関する文章掲載。Rails Girls TokyoやNPO法人Waffle等において女性や初学者のための活動経験多数。2024年Forbes JAPAN「Women In Tech 30:テクノロジー領域で未来を創造する30人の女性」選出
久保 優子 (クボ ユウコ)  
2007年に大場寧子とともに株式会社万葉を創業し、副社長COOとして営業を一手に担っている。元Railsエンジニア
諸永 彩夏 (モロナガ アヤカ)  
株式会社万葉に所属するプログラマー。万葉入社前はカスタマーサポートや経理・人事職をしていたが、プログラミングに興味を持ち学習を始めた。その後2020年2月万葉へ入社。入社後、研修や様々なプロジェクトでのチーム開発を通してテキストコミュニケーションを学ぶ
島田 浩二 (シマダ コウジ)  
1978年神奈川県生まれ。電気通信大学電気通信学部情報工学科卒。2009年に株式会社えにしテックを設立。2011年からは一般社団法人日本Rubyの会の理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)