近代日本洋画史再考 「官展アカデミズム」の成立と展開
出版社名 | 九州大学出版会 |
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出版年月 | 2021年11月 |
ISBNコード |
978-4-7985-0317-2
(4-7985-0317-7) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 203,5P 22cm |
商品内容
要旨 |
明治40年の文部省美術展覧会開設以降、「官展アカデミズム」は近代日本美術の主流として、功罪含めて大きな影響力を持ち続けたが、戦後日本の美術史研究では否定的に捉えられ、長らく等閑視されてきた。本書では、「官展アカデミズム」を多面体ととらえたうえで、官展系作家の岡田三郎助・中澤弘光・中村研一らの作品分析を通じて、近代日本洋画における「官展アカデミズム」の成立と展開を辿り、その歴史的意義や重要性を俯瞰的な視点から再評価する。 |
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目次 |
序章 「官展アカデミズム」をめぐる研究史と諸問題 |