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イラストでまなぶ!用兵思想入門 近世・近代編

出版社名 ホビージャパン
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-7986-2465-5
4-7986-2465-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 152P 19cm
シリーズ名 イラストでまなぶ!用兵思想入門

商品内容

要旨

「用兵」兵を用いることまた、その方法。用兵はいかに発展・変化したのか。現代の軍隊にも大きな影響を残した戦争思想家クラウゼヴィッツとジョミニの思想を中心に近世・近代欧州における用兵思想の変化を読み解く。

目次

第1講 用兵思想とドクトリン
第2講 ジョミニとクラウゼヴィッツ
第3講 モルトケと委任戦術
第4講 シュリーフェン・プランの失敗
第5講 塹壕戦とその打破
第6講 機甲戦術の発展

出版社・メーカーコメント

「用兵」――兵を用いる方法はいかにして発展したのか?■『近世・近代編』である本書は、ナポレオン戦争後に生まれ現代の軍隊にも大きな影響を残した2人の戦争思想家――クラウゼヴィッツとジョミニの思想を軸として、近代ヨーロッパの戦争(普墺戦争、普仏戦争、第1次世界大戦、第2次世界大戦)における用兵思想の変化を読み解いていく。●用兵思想の萌芽、そして現代において軍隊における用兵思想の軸となっている「ドクトリン文書」とは何か。●クラウゼヴィッツとジョミニ、2人の思想がどのようなものなのか?そして、現代にどのように影響を与えているのか。●クラウゼヴィッツの思想を受け継ぎ、軍事大国として飛躍した18世紀のプロイセン王国。それを支えたモルトケの思想とは。●中墺の大国となったドイツが東西二正面の戦いに備えて立案した「シュリーフェン・プラン」。それはどのような思想的背景を持って生まれたのか?また、なぜ第一次世界大戦で対フランス攻勢は頓挫したのか。●未曾有の犠牲者を生んだ塹壕戦。大戦初期の運動戦から、動きのない陣地戦へと移行した理由は何だったのか? そして塹壕戦のなかで培われた砲兵や歩兵による戦術の発展と限界。●戦車の登場による運動戦への回帰。そして第二次世界大戦の(いわゆる)電撃戦への発展。