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ビジネスの限界はアートで超えろ! 「ゼロ→イチ」の思考法「アートシンキング」入門

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-7993-2371-7
4-7993-2371-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 215P 19cm

商品内容

要旨

アートの技法とビジネスイノベーションの共通項とは?たった2日で誰もが絵を描けるようになる講座を主宰する著者が語る、ビジネスにおけるアートの意味と身に着け方。

目次

第1章 ビジネスとアートの意外なつながり
第2章 アートの位置づけ―その意味と役割
第3章 アート・デザイン・クリエイティビティ―それぞれの関係
第4章 アートのベースにはロジックがある
第5章 アートに見るイノベーションの要素
第6章 アートシンキング
第7章 実践!デッサンで思考をアップデート

おすすめコメント

アートの力で思考をアップデートすれば、ビジネスの限界を超えていける! アートシンキングの重要性と身につけ方を紹介します。かつて、ビジネスの世界では、MBAを持つことがステータスとなり、一つの勲章とされていました。しかしながら今、アメリカではMBAよりも、MFA(美術学修士:Master of Fine Arts)を持っている人材のほうが重宝されています。給料も待遇も、MBAを持っているより、MFAを持っている人のほうが圧倒的に高くなる時代になっているのです。不景気になってもモノだけはあふれ続ける世の中で、魅力的な商品を生み出せるか、商品を買いたくさせられるかには、デザイン性・アート性が鍵となります。そのため、それらを大学院で徹底的に研究してきたMFAを持っている人々は、右脳と左脳を統合してバランスよくものごとを考えることが可能であり、売上に直結するスキルを持っているということで高く評価されているのです。MFAは、当然、MBA取得者より人数が断然少なく、その稀少価値も評価されていることの一因です。複雑で変化がとても激しく、不確実性が高い今日のビジネス環境において、従来の知識や論理的思考・分析のみに頼った発想や思考では限界があります。ビジネスにおいても、全体を直感的に捉えることのできる感性や、課題を独自の視点で発見し、創造的に解決する力の重要性が日増しに高まってきています。今まで我々は、左脳が主につかさどるロジカルシンキングを鍛えてきました。論理が持つ力ももちろん重要ですが、これからの二十一世紀をしなやかに生き抜いていくためには、アートが持つ感性の力も同じぐらいに重要なはずです。 本書では、さまざまな事例の紹介を交えながら、みなさんが日々対峙しているビジネスと、日頃あまり接することのないアートの相互関係について探っていきます。

著者紹介

増村 岳史 (マスムラ タケシ)  
学習院大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。マーケティング、営業を経て映画、音楽の製作および出版事業を経験。リクルート退社後、音楽配信事業に携わったのち、テレビ局や出版社とのコンテンツ事業の共同開発に従事する。2015年、アートと人々との間の垣根を越えるべく誰もが驚異的に短期間で絵が描けるプログラムを開発、アート・アンド・ロジック株式会社を立ち上げ現在に至る。代々のアート家系で、人間国宝の増村氏の血筋(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)