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見ることの力 二十世紀絵画の周縁に

出版社名 水声社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-8010-0200-5
4-8010-0200-5
税込価格 6,600円
頁数・縦 419P 22cm

商品内容

要旨

原初からはじまる、人が絵を描き、絵を見ること。ゴーギャン、カンディンスキー、マティス、ポロックらの絵画は、なぜ私たちを魅了するのか。私たちにとって絵画とはなにかを問い続ける観者/絵画論。

目次

1(コピペのゴーギャン
カンディンスキー、上と下
カンディンスキー、時代の子
いったん溶けてからよみがえる世界―マティス試論(1)
絵画と装飾性―マティス試論(2)
輪郭と時間―アンリ・マティス“ルネ、緑のハーモニー”について
ジャクソン・ポロック、Good Art
まじめふまじめ―ポロックとウォーホル
ジャン・デュビュッフェ“草の茂る壁際”―主体性と装飾
アンリ・ミショー―ひとのかたち
ジャッド・発注・絵画)
2(山田正亮の絵画―複数について
山田正亮 life and work―制作ノートを中心に
抽象と待機―山田正亮『Work E.250』をめぐって
リアリティの棲み処―赤塚祐二の方法をめぐって
ある浮遊―正木隆の作品に)

著者紹介

中林 和雄 (ナカバヤシ カズオ)  
1961年、大阪府に生まれる。京都大学大学院美学美術史学科修士課程修了。現在、東京国立近代美術館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)