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男社会がしんどい 痴漢だとか子育てだとか炎上だとか

BAMBOO ESSAY SELECTION

出版社名 竹書房
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-8019-2262-4
4-8019-2262-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 126P 21cm

商品内容

要旨

働けなくて苦しい、働かなきゃいけないくて苦しい…。保育園不足問題のときもコロナのときも、国はたすけてくれない。私たちに理不尽を押し付けてくる日本。根深い男社会。

目次

第1章 痴漢犯罪はなぜなくならないのか(痴漢被害に遭う中学生を放っておく大人たち
痴漢犯罪がなくならない理由のひとつ
痴漢はなぜ痴漢をするのか
「防犯意識が低い」と責任転嫁される女子高生
知らずのうちにみんなで痴漢犯罪を伝承させている
被害者たちの黙る歴史
「痴漢加害者のほうが大変だ」という凶暴な説得
明治の女性差別が平成にも残ったまま
痴漢の頭の中)
第2章 女が家事育児する前提で作られた社会(女性差別なんてあるわけないと思ってた
どうして女が仕事をやめなきゃいけないの?
「保育園が足りない問題」の奥に潜むもの
土の中にいた母たちの時代
女同士を対立させ根本的な問題から目を逸らせる
「保育園落ちた日本死ね」の正しさ)
第3章 男の利権をつぶすおばさんに仕立て上げられ炎上(コンビニの成人誌コーナーはおかしい
女性を虐める性的ジャンルが「健全」とされる男社会
伝え方を変えてみたら大変なことに
男社会には伝わらない)

著者紹介

田房 永子 (タブサ エイコ)  
1978年東京生まれ。漫画家、ライター。第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)