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七つの異界へ扉がひらく 神隠し怪奇譚

竹書房怪談文庫 HO−698

出版社名 竹書房
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8019-4274-5
4-8019-4274-1
税込価格 836円
頁数・縦 239P 15cm

商品内容

要旨

人が忽然と消え失せる現象、神隠し。意図的な失踪や犯罪と思いきや、中には神域、異世界に行ったとしか考えられぬ話もある。自然の中にも街中にも、時には家の中にも異界へ繋がる扉は突如現れ、口を開く。山で鹿を追って迷い込んだ洞窟の先にあったのは…「産火」、東北の寒村で七年に一度子供が消える現象と川の中の異世界…「毒水の女神」、史跡公園に現れる白い花をつけた幻の巨木。それを見た者は異界と繋がる…「古墳公園」、駅の備品倉庫に封印されたロッカー。ある日、中から音が…「あけたら、しめる」、同じ家に棲んでいるのにすれ違い続ける兄妹…「その存在は、一枚の紙の如く」他、7つのシーンで起きた神隠しを気鋭の二人が紡ぐ異界怪談録!

目次

第一ノ扉 山林
第二ノ扉 海川
第三ノ扉 史蹟
第四ノ扉 旅宿
第五ノ扉 路駅
第六ノ扉 市街
第七ノ扉 家屋

出版社・メーカーコメント

人ならざる領域へ足を踏み入れたものの体験談など「異界」に纏わる壮絶な恐怖譚を夜馬裕と若本衣織が初の競筆。畏れと恐れの怪奇譚!

著者紹介

夜馬裕 (ヤマユウ)  
怪談師。怪談作家。3代目怪談最恐位(怪談最恐戦2020優勝)。カクヨム異聞選集コンテスト大賞。第7回幽怪談実話コンテスト優秀賞。インディと怪談師ユニット「ゴールデン街ホラーズ」を結成中。映画、猫、海の生き物、料理が好き
若本 衣織 (ワカモト イオリ)  
第2回『幽』怪談実話コンテストで「蜃気楼賞」に入選。近年は様々な怪談会に顔を出しながら、自身が集めた怪談語りを行っている。趣味は廃墟巡り。狩猟免許を持ち、自ら山を駆け巡る怪談狩人。2023年『忌狩怪談闇路』にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)