
あらすじで読む日本の名著 No.2
| 出版社名 | 楽書舘 |
|---|---|
| 出版年月 | 2003年11月 |
| ISBNコード |
978-4-8061-1908-1
(4-8061-1908-3) |
| 税込価格 | 1,100円 |
| 頁数・縦 | 157P 21cm |
| シリーズ名 | あらすじで読む日本の名著 |
商品内容
| 要旨 |
現役高校教師たちによる執筆で話題を呼んだ前作『あらすじで読む日本の名著』。本書ではあらたに25編の名著を厳選、一つ一つ丁寧にまとめました。読み忘れた名著、映画・舞台でおなじみの名作が続々登場!もう一度、原作が読みたくなる本。 |
|---|---|
| 目次 |
『三四郎』夏目漱石 |


おすすめコメント
三四郎、夜明け前、すみだ川、銀河鉄道の夜、檸檬、藪の中、田園の憂鬱、天の夕顔、夫婦善哉、人間失格、潮騒、華岡青洲の妻・・・読み忘れた名著、おなじみの名作を情感こもるダイジェストで読む、待望のシリーズ第2弾!!
内容抜粋
本書「はじめに」より
これらの本を執筆、編集して感じたのは、若いときに触れた名作も、ある程度の年齢に達して再度読み直してみると、また味わいの違った感慨がもたらされるということである。高校生のためにつくった本に対して、意外にも四十代、五十代、六十代の方々が多く手にしてくださったのも、このあたりにひとつの要因があったのかもしれない。若い日に読み残した作品に寄せる思い、当時、血をたぎらせた名作に対するなつかしさが、成熟した世代の方々をこの本にひきつけたのではないだろうか。文学をこよなく愛する時期である青春時代に、戦争によって本一冊読むこともままならなかったという方が、この本によって名作の片鱗を味わうことができてうれしかったという話も聞いた。名作とされる古典は、時代が変わろうとも、人間の本質は変わらないことを教えてくれる。人間の偉大さ、豊かさ、柔らかさ、温かさを教えてくれる。人間に対して広く目を開き、深く見つめる力を養ってくれる。もちろん、さまざまな体験をすることは大切だが、一人の人間が体験できることには限りがある。その意味で、体験は万能ではない。その点、読書は、さまざまな人間のさまざまな営みを、時代を超えて私たちに追体験させてくれる。人間とは何か、人間の営みとはどのようなものかを知るためには、まず名作とされる古典を読むことである。