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もっと菌根の世界 知られざる根圏のパートナーシップ

出版社名 築地書館
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-8067-1655-6
4-8067-1655-3
税込価格 2,970円
頁数・縦 334P 20cm

商品内容

要旨

はるか昔、利害の一致によって結びついた植物と菌類。養分の受け渡しを行う菌根は、地球上でもっとも普遍的な共生の舞台となった。森林形成のカギとなる外生菌根菌ネットワーク、菌根菌と宿主樹木の共進化、新種の国産トリュフ、ツツジ科の生存を支えるエリコイド菌根菌、木材腐朽菌に寄生する菌従属栄養植物、共生を開始させるシグナル物質、アーバスキュラー菌根菌が形成する樹枝状体の崩壊など、気鋭の研究者12名がさまざまな角度から根菌の謎を解き明かす。

目次

序章 菌根とは何か(齋藤雅典)
第1章 木を育て、森をつくるキノコの力―菌根ネットワークと土に眠る胞子(奈良一秀)
第2章 地下に隠れた菌根性キノコ・トリュフを探る(木下晃彦)
第3章 エリコイド菌根の世界―ツツジ科で生まれた謎に満ちた共生関係(馬場隆士・広瀬大)
第4章 光合成をやめた不思議な植物「菌従属栄養植物」をめぐる冒険(末次健司)
第5章 菌根共生の鍵となる物質を探して―ストリゴラクトンの発見とその後の展開(秋山康紀)
第6章 根粒共生から菌根共生を探る(齋藤勝晴)
第7章 菌根の働きを見る―植物側から見てみると(小八重善裕)
第8章 ラン菌根の共生発芽を探る(久我ゆかり)
第9章 菌根菌ではないけれど植物ときってもきれない関係のDSE(成澤才彦)

著者紹介

齋藤 雅典 (サイトウ マサノリ)  
1952年東京都生まれ。東京大学大学院農学系研究科を修了後、農林水産省・東北農業試験場、同・畜産草地研究所、農業環境技術研究所を経て、東北大学大学院農学研究科教授。2018年に定年退職、同・名誉教授。研究テーマは、アーバスキュラー菌根菌の生理・生態とその利用技術。農業生態系における土壌肥沃管理。農業活動に関わるライフサイクルアセスメントなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)