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モーツァルト・レクイエムの悲劇

出版社名 第三書館
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-8074-0720-0
4-8074-0720-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 278P 19cm

商品内容

要旨

レクイエムを本当に完成させたのは誰か?モーツァルト最後・最高の作品をめぐる悲劇的展開を追う注目のトルー・ヒストリー。

目次

プロローグ―モーツァルトのレクイエム物語
ことの始まり
悲劇的な出来事に対する二つのメモリアル
主要人物
レクイエム完成の指揮をとる妻
レクイエム完成者の選択
ジュスマイヤーとコンスタンツェの変らぬ愛
レクイエムの「未完」を定義する
第一段階
第一段階―「キリエ」
第一段階―「ディエス・イレ」から「ホスティアス」
第二段階

ジュスマイヤーは剽窃者?それとも口述筆記者?
紙切れ
ジュスマイヤーにしてはできすぎている
メロディーのコピー
劣った才能
ブリュッセルの冒涜
第三段階
レクイエムの完成
目的と手段
ヴァルゼック伯爵の物語
スキャンダル
手稿譜の再構成
不運の死とフェスティバル
現代のジュスマイヤーたち
レクイエムによる癒しの抱擁のなかで
エピローグ―小説物語

著者紹介

楠瀬 佳子 (クスノセ ケイコ)  
1945年生まれ。神戸市外国語大学大学院で英語学を学び、現在京都精華大学人文学部でアフリカ文学・文化論、地域研究などを教える
江口 英子 (エグチ エイコ)  
1952年生まれ。武蔵野美術大学造形学部を卒業し、テンプル大学大学院で教育学、英語教授法を、マコーリー大学大学院で応用言語学を学ぶ。現在京都精華大学で留学生に日本語などを教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)