中医学とは？紀元前３～４世紀頃に確立し、二千年の歴史がある中医学。東洋医学をはじめ、東アジアの伝統医学の元になったといわれています。中医学の大前提は「陰陽バランスの医学」。「陰」と「陽」という相反するエネルギーがひとつになることで生命は成立し、そのバランスを整えるのが中医学の目的です。この本では、先人達が残してくれた偉大な中医学の叡智、基礎を本場の中医師が分かりやすく伝授。読めばセラピーや暮らしの中で活かせるように！

第１章　中医学とは何か？
第２章　陰陽五行を感じてみよう！
第３章　生命の通り道経絡学説１
第４章　全身をつなぐ命の道経絡学説２
第５章　内と外のつながり「蔵象学説」
第６章　“気・血・津液”の働きを知ろう
第７章　病気の原因“外因と内因”
第８章　中医診断学「望診」の基礎
第９章　１０種類の体質判断
第１０章　体質別の養生法
第１１章　刮〓のすごい力！
第１２章　“人”をどう診るか？
番外編　中医学歴史上の大医達