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世界はラテン語でできている

SB新書 641

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8156-2126-1
4-8156-2126-8
税込価格 990円
頁数・縦 214P 18cm

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要旨

国際的業務に携わる、あるいは国際感覚を身につけるために外国語を学ぼうとするビジネスパーソンは多い。だが、その選択肢に「ラテン語」が入ることは、まずないだろう。それでも、欧米文化の根底には、ラテン語がある。なぜなら英語やフランス語の語彙、日常使う外来語などのルーツに、ラテン語があるからだ。
本書では、X(旧Twitter)においてラテン語の魅力を毎日発信する著者が、現代社会のあらゆる領域にその痕跡を残しているラテン語についての雑学を、数々の興味深いエピソードとともに紹介している。例えば、選挙の「候補者」を意味する英語は、古代ローマ人が着ていた衣服を指すラテン語が、米国大統領の「就任式」を指す英単語は「鳥占い」に関係したラテン語がルーツにあるのだそうだ。
著者はラテン語研究者。ラテン語・古典ギリシャ語を教える東京古典学舎の研究員。高校2年の時にラテン語の学習を始め、Xでの発信(アカウント名:@latina_sama)のほか、研究社のWEBマガジンLinguaにて隔月連載記事を執筆している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年2月27日]

商品内容

要旨

外国語初心者でも学べる、明日から誰かに話したくなるラテン語の話題が詰まった一冊。欧米の言語のみならず、現代日本にも今なお強い影響を持つラテン語。古代ローマで用いられたこの言語が古代以降も歴史の中でどのように使われたかを知り、またラテン語が現代に残す痕跡の数々を探ることで、政治や宗教、科学といったジャンルの知識も身につく、人気ラティニスト渾身の初著書。ヤマザキマリとの対談を併録。

目次

第1章 ラテン語と世界史
第2章 ラテン語と政治
第3章 ラテン語と宗教
第4章 ラテン語と科学
第5章 ラテン語と現代
第6章 ラテン語と日本

著者紹介

ラテン語さん (ラテンゴサン)  
ラテン語研究者。栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業。ラテン語・古典ギリシャ語の私塾である東京古典学舎の研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)