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京都なぞとき散歩

SB新書 661

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-8156-2539-9
4-8156-2539-5
税込価格 990円
頁数・縦 228P 18cm

商品内容

要旨

なぞに迫れば知られざる京都の魅力が見えてくる。本書の意図は、なぞを解明しようというものではなく、「なぜ?」と疑問を持ってもらうことにある。たとえば、「なぜ東寺はあるのに西寺はないのか」。そこには然るべき理由があり、その理由を知ることで京都という街の成り立ちが分かってくる。お寺や神社、通りの名前や食に至るまで、いろんななぞときをしながら街を歩き、とっておきのお店やスポットでひと息つく。本書を片手に、京都の奥深さに迫る旅に出かけよう。

目次

第1章 お寺と神社のなぞを解く(なぜ東寺はあるのに西寺はないのか
若一神社のなぞを解く
なぜ本願寺はふたつあるのか
なぜ五重塔は「五重」なのか
清水寺のなぞ
知恩院のなぞ
なぜ天満宮には牛がいるのか)
第2章 地名のなぞを解く(なぜ左京が右、右京が左なのか
一条戻橋と堀川のなぞ
京都の交差点名に法則はあるのか
万寿寺通の「万寿寺」はどんな寺?
なぜ京都には不思議な地名が多いのか
なぜ京都には難読地名が多いのか)
第3章 街かどと習わしのなぞを解く(京都人はほんとうにイケズなのか
鬼門除けのなぞ
鍾馗さんと鬼瓦のなぞを解く
なぜ京言葉は独特の言い回しが多いのか
祇園祭はなぜ日本を代表する祭になったのか
紫式部ゆかりの地のなぞを解く
街かどのお地蔵さんのなぞを解く)
第4章 食のなぞを解く(京料理の定義とは?
京都のうどんはなぜ「コシ抜け」なのか
「おばんざい」の定義とは?
なぜ京都で食べるお肉はおいしいのか
京都に似合わない魚のなぞ
京都人はほんとうに「からしソバ」がお好き?
京とうふはなぜおいしいのか)

著者紹介

柏井 壽 (カシワイ ヒサシ)  
1952年京都府生まれ。大阪歯科大学卒業後、京都で歯科医院を開業するかたわら、京都の魅力を伝えるエッセイや各地の旅行記、京都を舞台とした小説を執筆。テレビ・雑誌で京都特集の監修を務めるなど、「京都のカリスマ案内人」とも称されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)