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ぼくはこんなふうに本を読んできた

SB新書 702

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-8156-3334-9
4-8156-3334-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 349P 18cm

商品内容

要旨

すぐに役に立つ本はすぐに役に立たなくなる。誤解を恐れずに言えば、すぐに役に立つ本はすぐに役に立たなくなってしまいます。一度読んだらそれで終わりという本が多いのです。それよりも大事なのは、すぐには役に立ちそうもない本です。一口に読書と言っても、この二つは区別して考えた方がいい。仕事に関する実用書や自己啓発本を読むこともいいですが、そればかりに偏らないようにしたい。できれば、一見役に立たないと思えるような本をじっくり読んでみる。それが後になってじわじわと役に立ってくる。長い目で見たとき、それが非常に大切なことではないかと思っています。

目次

はじめに どんなに忙しくても本を読むことはやめられない
第1章 ぼくはこんなふうに本を読んできた
第2章 本を読んでも頭はよくならない
第3章 世界の複雑さ、怖さを知る
第4章 忙しくて本が読めないあなたへ
第5章 ぼくは読書を通じて世界を見ている
第6章 本を読むと人生は確実に良くなる
おわりに もっともっと本を読みたい

著者紹介

池上 彰 (イケガミ アキラ)  
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年3月、NHK退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広くメディアで活動。名城大学教授、東京科学大学(旧・東京工業大学)特命教授など、6大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)