• 本

ポスト・ケインズ派経済学 マクロ経済学の革新を求めて

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-8158-0862-4
4-8158-0862-7
税込価格 5,940円
頁数・縦 344P 22cm

商品内容

要旨

資本主義経済の不安定性を解明したミンスキーなど、近年あらためて注目を集めるポスト・ケインズ派。その核心をなす貨幣・金融理論の着想源や展開過程を解き明かし、最新の動向を踏まえて学派の全体像に迫るとともに、新自由主義に代わる経済政策を展望する挑戦の書。

目次

正統派経済学への挑戦
第1部 ポスト・ケインズ派経済学の歴史と現状
第2部 ポスト・ケインズ派における貨幣・金融理論の展開
第3部 ミンスキーの金融不安定性理論の可能性
第4部 カレツキと現代経済
ポスト・ケインズ派経済学の課題と展望

著者紹介

鍋島 直樹 (ナベシマ ナオキ)  
1963年鹿児島県に生まれる。1987年早稲田大学教育学部社会科学専修卒業。1993年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。富山大学経済学部助教授などを経て、名古屋大学大学院経済学研究科教授、京都大学博士(経済学)。著訳書に『ケインズとカレツキ―ポスト・ケインズ派経済学の源泉』(名古屋大学出版会、2001年、第1回経済学史学会研究奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)