小津映画の日常 戦争をまたぐ歴史のなかで
出版社名 | 名古屋大学出版会 |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-8158-1002-3
(4-8158-1002-8) |
税込価格 | 5,940円 |
頁数・縦 | 324,24P 22cm |
商品内容
要旨 |
無の美学から日常の政治性へ。小津は保守的で日本的なのか。だとしても、それはどういう意味でか。映画産業との関係を含め、大不況や戦争、復興など、近代性と葛藤する同時代の日本の歴史的文脈のなか、それとせめぎ合う作品を精緻に読み解き、新たな小津像を提示した国際的力作。 |
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目次 |
第1章 初期の小津―小市民映画と日常的リアリズム(松竹の誕生―小山内と野村 |