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不登校・登校しぶり 親子によりそうサポートBOOK

出版社名 ナツメ社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-8163-7393-0
4-8163-7393-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

要旨

うちの子、どうしちゃったの?家にいる間、何をすればいい?勉強、進学が心配…一人で抱え込まないで!子どもを理解し、見守る。コロナ禍、いじめ、ゲーム、SNS…最新トピックを網羅。

目次

1章 「学校に行きたくない」うちの子、どうしちゃったの?(学校を休む日が増えていて、心配
夏休みの終わり頃から「学校に行きたくない」と言っている ほか)
2章 「どうしてうちの子が」それは子どもの悩み?親の悩み?(学校への連絡が憂鬱
夫が協力的ではない。夫が威圧的に子どもに接してしまう ほか)
3章 一人で悩まず、どこかに相談しよう(悩んだときは誰かに相談する!
適切な相談先を選んでしっかりと相談ができるためのガイド ほか)
4章 学習・進学・進路に悩んだら(不登校生徒の進学希望を叶える学校や体制は確実に増えている
公立・民間施設 多様な学びを支える通信制高校とサポート校 ほか)
5章 子どもの症状が気になったら(起立性調節障害
睡眠障害 ほか)

出版社・メーカーコメント

■急増する不登校・登校しぶりここ数年のコロナ禍により、不登校の児童は急増、全国の国公私立小中学校における2021年度の不登校者数は24.5万人と、過去最多となっています。不登校や登校しぶりのお子さんを持つ親御さんは、「育て方が悪かった?」と悩んだり、「家で何をしたらいいんだろう」「この先どうなるのか」といった不安を抱えたりするかもしれません。とはいえ、はっきりとした理由がなく、何となく行きたくない、行けないというお子さんも少なくありません。本書では不登校の段階を4段階に分け、それぞれのタイミングで心掛けたいポイントをわかりやすく解説します。■上手に相談し、こころを軽く悩んだり、困ったりしたとき、「相談する」のは案外難しいものです。本書では学校や公的機関、民間施設まで、不登校を相談し、ともに対応にあたることができる施設について、それぞれの役割や、上手に相談する方法をていねいに紹介しています。■進路についてもきめ細やかに解説不登校が続くと、学習の心配事や先々の進路について暗い気持ちになってしまうかもしれません。しかし今日、不登校の進学を支える学校や体制は確実に増えています。通信制高等学校、サポート校、定時制高校、技能教育施設、高等専修学校、高卒認定試験と、幅広い選択肢を詳しく解説。さらに、受験を考える際には知っておきたい調査書や志願申告書の書き方も紹介しています。■健康面が心配なときにも不登校・登校しぶりの陰に、病気や特性が隠れているケースもあります。起立性調節障害、睡眠障害、不安症、発達障害など、不登校とかかわりの深い症状と、診断や治療の概要について記しました。不登校・登校しぶりとの付き合いは長くなりがちです。いつでもこの本をそばに置いて、親子のコミュニケーションのきっかけにしてください。

著者紹介

藤枝 静暁 (フジエダ シズアキ)  
埼玉学園大学大学院心理学研究科教授。博士(心理学、筑波大学)、小学校教諭専修免許状、中学校教諭二種免許状(英語)、公認心理師、学校心理士、臨床心理士など。東京都ソーシャルスキルトレーニング支援在り方検討会委員、都内公立中学校・不登校支援アドバイザーなども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)