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マンガでやさしくわかる傾聴

出版社名 日本能率協会マネジメントセンター
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-8207-1958-8
4-8207-1958-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 202P 19cm

商品内容

要旨

京長市の市役所の職員として働く二階堂いずみは型破りな新市長が新設した「耳かたむけ課」の担当に抜擢されるものの、いまひとつやりがいを感じられません。そんなある日、新市長にトラブルを救ってもらったことがきっかけで「傾聴」を知り、やがて、市民や職場の人々、家族とのかかわりに変化が訪れます。どうすればうまく傾聴できるのか、傾聴の心がまえから実践方法まで、医療、介護、教育、家庭、職場、あらゆる場面で使える基礎スキルを解説!

目次

Prologue 傾聴って?(お騒がせ市長登場!
なぜ人は話をよく聴いてくれる人が好きなのか? ほか)
1 「聴いてほしい」人の心のしくみ(耳かたむけ課に来るのはどんな人?
人間の心の衝動1自己実現を求める衝動 ほか)
2 傾聴の基本(共感したつもりが「クレーマー」に!?
技術の前に大切な「人としてのあり方」 ほか)
3 傾聴の実践(あの人の本音はどこにある?
話せない気持ちを理解する ほか)
Epilogue 傾聴で私が変わる!未来を変える!…

おすすめコメント

福祉や医療、教育の現場はもちろん、普段の生活における周囲とのコミュニケーションで大切になる「聴く技術」と、その前に知っておきたい人間の心理をマンガのストーリーと解説で学べる一冊。ストーリーの主人公は、市役所に勤める二階堂いずみ。新しく開設された部署「耳かたむけ課」に異動になり、次々訪れる市民たちの対応に悪戦苦闘の日々を送っていましたが、風変わりな市長に「傾聴」の大切さについて教えを受けるうちに、市民だけでなく、家族を含めた周囲との関係が変わっていく様子を描いています。

著者紹介

古宮 昇 (コミヤ ノボル)  
大阪経済大学人間科学部教授、心理学博士、ニュージーランド国立オークランド工科大学院心理療法学客員教授。米国フロストバーグ州立大学大学院(修士課程)を首席卒業し、州立ミズーリ大学コロンビア校より博士号(PhD.in Psychology)取得。米国の州立カウンセリングセンター子ども課、病院精神科などで心理士として勤務。州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部で非常勤講師を務める。日本では心療内科医院カウンセラー、大学の学生相談室カウンセラーを経て、現在は大学で教鞭を執るとともに、神戸でカウンセリングを行うほか、東京と神戸で「スピリチュアル心理学アカデミー」を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)