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粉飾決算vs会計基準

出版社名 日経BP社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-8222-5538-1
4-8222-5538-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 362P 22cm

商品内容

要旨

有罪から一転、10年経って逆転無罪となった“長銀、日債銀粉飾決算事件”、著者が冤罪と見る“ライブドア事件”、投資の含み損の「飛ばし」に端を発した長期にわたる“オリンパス粉飾決算事件”、原発企業ウエスチングハウス買収が巨額損失隠しにつながった“東芝粉飾決算”。元公認会計士が、犯罪会計学を駆使して5大粉飾事件の深層を解明!

目次

長銀粉飾決算事件
日債銀粉飾決算事件
ライブドア事件その1 自社株売却益
ライブドア事件その2 弁護団失敗の本質
ライブドア事件その3 架空売上
オリンパス粉飾決算事件その1 飛ばしファンド
オリンパス粉飾決算事件その2 国内3社の買収
オリンパス粉飾決算事件その3 ジャイラス買収
オリンパス粉飾決算事件その4 機能不全の公認会計士制度
東芝粉飾決算その1 疑惑の真相
東芝粉飾決算その2 公募増資
東芝粉飾決算その3 際限なき原発追加原価の悪夢
東芝粉飾決算その4 東芝は何処へ行くのか?
企業会計原則と時価会計

おすすめコメント

ベストセラー『公認会計士vs特捜検察』の著者による長銀&日債銀事件からライブドア事件、オリンパス・東芝に至る粉飾決算を分析。会計数字からみた事件の大胆な分析は推理小説を読むような感動をさえ覚える。

著者紹介

細野 祐二 (ホソノ ユウジ)  
1953年生まれ。75年3月、早稲田大学政経学部卒業。82年3月、公認会計士登録。78年からKPMG日本およびロンドンで会計監査とコンサルタント業務に従事。2004年3月、キャッツ株価操縦事件に絡み、有価証券虚偽記載罪で逮捕・起訴。一貫して容疑を否認し、無罪を主張するが、2010年、最高裁で上告棄却。懲役2年、執行猶予4年の刑が確定。公認会計士登録抹消(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)