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自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

出版社名 日経BP社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-8222-7396-5
4-8222-7396-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 199P 19cm

商品内容

要旨

「見たこともない未来」がやってくる。交通事故や渋滞は激減、駐車場は消え、人はクルマを買わなくなる。無人電気タクシーが人々の欠かせない足となり、無人トラックが物流を担う。自動運転というたった一つの技術が、そんな未来への扉を開く。

目次

1章 眼前にある想定外の未来(自動運転技術とは
クルマにまつわる問題をほぼ解決 ほか)
2章 自動運転が日本の産業界にもたらすこと(日本の生命線は自動車産業
クルマはコモディティにならない ほか)
3章 ここまできている自動運転技術(自動運転を目指しているわけではない
幅広い車種に自動運転技術を搭載 ほか)
4章 自動運転、普及のシナリオ(3次元地図やGPSも併用
空いている場所を見つける ほか)

出版社・メーカーコメント

「見たこともない未来」がやってくる。

自動車産業はこれから20年間に、ガソリン車の発明以来100年以上なかった巨大な変化に見舞われる。その原動力となるのが自動運転技術だ。すでに一部の機能は実用化が始まっているが、これが広く普及することで、社会のありようは大きく変わる。「クルマを所有しないことが当たり前になり、免許のない人や高齢者でも低い料金でどこにでも移動でき、しかも交通事故も交通渋滞も激減し、駐車場も不要」という、「見たこともない社会」の実現につながる。本書では、なぜこうした変化が起こるのか、社会はどう変わるのか、自動車関連産業および周辺産業はどんな影響を受けるのか、自動運転社会はどんな道筋を通って実現するのか、自動車技術に詳しいジャーナリストが予測する。

著者紹介

鶴原 吉郎 (ツルハラ ヨシロウ)  
オートインサイト株式会社代表、技術ジャーナリスト・編集者。1962年生まれ。慶応義塾大学理工学部機械工学科卒業後、日経BP社に入社。新素材技術誌、機械技術誌を経て、2004年に、日本で初めての自動車エンジニア向け専門誌「日経Automotive Technology」の創刊に携わる。2004年6月の同誌創刊と同時に編集長に就任。2013年12月まで9年9カ月にわたって編集長を務める。2014年3月に日経BP社を退社し、2014年5月に自動車技術・産業に関するコンテンツの編集・制作を専門とするオートインサイト株式会社を設立、代表に就任
仲森 智博 (ナカモリ トモヒロ)  
日経BP社日経BP未来研究所所長執行役員。1959年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業後、沖電気工業基盤技術研究所にて薄膜デバイス、結晶成長法などの研究に従事した。1989年日経BP社入社、日経エレクトロニクス副編集長、日経メカニカル(現日経ものづくり)編集長、オートモーティブ・テクノロジー編集長、日経ビズテック編集長、NVCオンライン編集長、電子・機械局編集委員などを経て2013年から現職。東京工業大学非常勤講師/プログラムオフィサー、NEDO技術評価委員会専門委員なども務め、現在は早稲田大学ナノ理工学研究機構研究院客員教授
逢坂 哲彌 (オオサカ テツヤ)  
早稲田大学理工学術院教授、早稲田大学ナノ理工学研究機構機構長。1945年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程を修了。1975年に早稲田大学理工学部助手に就任。その後、専任講師、助教授を経て、1986年に教授に就任し現在に至る。研究専門分野は、応用物理化学、電気化学、電子材料、表面処理など。学外の活動として、電気化学会会長、日本磁気学会会長、米国電気化学会(ECS)会長を務める。2010年春には紫綬褒章(発明改良功績)、2008年には文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)