
八犬伝綺想 英米文学と『南総里見八犬伝』
Fukutake books 21
| 出版社名 | 福武書店 |
|---|---|
| 出版年月 | 1990年6月 |
| ISBNコード |
978-4-8288-3320-0
(4-8288-3320-X) |
| 税込価格 | 1,282円 |
| 頁数・縦 | 277P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
19世紀前半、『南総里見八犬伝』が書かれたころ、時代はすでに〈個人と社会〉の不安定な関係を自覚する近代に入りつつあった。女たちの闊達と聡明、青年たちの不安、そしてペシミズムに彩られた無償のオプティミズムを背負って駆ける1人の法師。前近代の通俗小説といわれる『八犬伝』をメルヴィル、マーク・トウェインらの英米文学と自在に交錯させ、そこに隠された今日的な主題を紡ぎとる、新鋭の書きおろし。 |
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| 目次 |
第1章 竜の宮殿 |

