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親と子が語り継ぐ満洲の「8月15日」 鞍山・昭和製鋼所の家族たち

出版社名 芙蓉書房出版
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-8295-0415-4
4-8295-0415-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 225P 20cm

商品内容

要旨

満洲の鉄都鞍山の昭和製鋼所で働く日本人技術者が見た戦争の記録。敗戦時、三笠街社宅に住み、戦後の混乱の中を引き揚げてきた家族が残した貴重な証言。

目次

第1章 新天地満洲へ渡った鉄鋼技術者たち―「父」たちの社会人生活第一歩
第2章 鉄都・鞍山と昭和製鋼所三笠街社宅
第3章 鞍山空襲、そして敗戦へ(一九四四年七月二十九日〜一九四五年八月十四日)
第4章 鞍山の「八月十五日」とソ連による製鉄所設備の略奪(一九四五年八月九日〜十一月十二日)
第5章 内戦状態のなかで実現した日本人の帰国―第一次引き揚げ(一九四六年七月十二日〜二十七日)
第6章 それでも全員帰国することはできなかった―第二次引き揚げ(一九四七年八月四日〜十月七日)
第7章 「抑留者」となった二百八十人―安東強制移住(一九四八年三月五日〜十二月)
第8章 八年にも及んだ抑留生活(一九四八年十二月〜一九五三年八月)
第9章 故国日本は温かく迎えてくれたのか
エピローグ 「父」たちの戦後

出版社
商品紹介

満州の鉄都、鞍山の昭和製鉄所で働く日本人技術者家族が見た戦争の記録。過酷な体験を親と子、2代の視点で語り継ぐ。

著者紹介

田上 洋子 (タノウエ ヨウコ)  
1938年満洲・大連生まれ。1946年第一次引き揚げ船で博多港に引き揚げ。現在は茨城県で「神経科クリニックこどもの園」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)