• 本

思想史家丸山真男論

出版社名 ぺりかん社
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-8315-1015-0
4-8315-1015-7
税込価格 3,850円
頁数・縦 405P 20cm

商品内容

要旨

丸山真男が「本店」と称した日本思想史研究について、講義録等の最新資料を使いつつ、時代像と方法を軸に詳細に検討した初の本格的評論集。各分野の第一線の研究者による肉迫と対論から、立体的な丸山思想史の全体像がここに浮上する。

目次

1 “日本思想史”の全体像を中心に(原型(古層)論と古代政治思想論
“原型=古層”から世界宗教へ―『丸山真男講義録(第四冊)』を読む
丸山真男と近世/日本/思想史研究)
2 “方法”の問題を中心に(丸山思想史学と思惟様式論
丸山真男における自我の問題の一断面
丸山真男における近・現代批判と伝統の問題)

著者紹介

大隅 和雄 (オオスミ カズオ)  
1932年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史専攻修了。北海道大学助教授、東京女子大学教授を経て現在、東京女子大学名誉教授。日本史・中世思想史専攻
平石 直昭 (ヒライシ ナオアキ)  
1945年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。千葉大学助教授を経て現在、東京大学社会科学研究所教授。日本政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)