商品内容
要旨 |
敗戦を「神やぶれたまふ」と表現した折口信夫。やがて“神”から“人間”となった天皇や、神道指令後の日本神道に、彼はいかなる可能性を見出そうとしたのか。「日本神道の“対抗宗教改革”プラン」「神と精霊の対立というパラダイム」「“新国学”の戦前と戦後」など、折口学の深淵へと果敢に挑んだ論考を収め、擁護や否定といった枠組みを超えた折口理解“第三の道筋”を切り拓いた画期的労作。 |
---|---|
目次 |
第1部 折口信夫の戦後天皇論(「女帝考」はなぜ書かれたか |