商品内容
要旨 |
迷いと悟りの世界を生きる菩薩の存在は、大乗仏教の真髄である。空の思想とともに、それぞれの時代や社会のなかで独特の変化を遂げてきた菩薩像を、「求道の菩薩」「奉仕の菩薩」「天上の菩薩」「誰でもの菩薩」の四種の菩薩像として仏教史の中に位置づける。大乗仏教がめざした人間像とは何なのかを探究しつづけた著者による菩薩像の到達点であると同時に、「私たちがいかに生きるべきか」という指針をも示唆する名著。 |
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目次 |
菩薩ということ |