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陰陽道の神々

決定版

法蔵館文庫 さ1−2

出版社名 法藏館
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8318-2678-7
4-8318-2678-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 417,5P 15cm
シリーズ名 陰陽道の神々

商品内容

要旨

泰山府君、牛頭天王、金神、八王子、大将軍、盤古大王、土公神…。冥界や疫病、あるいは暦や方位などに関わる神々は、陰陽道の信仰にもとづいて祀られてきた。明治以降の近代社会のなかで封印され忘れられてきた陰陽道の神々。これら、日本人の日常生活の中でなじみのある神々を祀っていたのは、「陰陽師」であった。神話の神々とは違う、もう一つの「日本」の神々を探究した名著に、最新の陰陽道研究を踏まえた論考を加えた決定版。

目次

序章 陰陽道と安倍晴明の基礎知識
第1章 追われる鬼、使役される神―疫鬼と式神
第2章 冥府と現世を支配する神
第3章 牛頭天王、来臨す
第4章 暦と方位の神話世界―『〓〓内伝』の神々
第5章 いざなぎ流の神々―呪詛神と式王子をめぐって
終章 「陰陽道」の神々のその後
断章1 いざなぎ流への“旅”
断章2 安倍晴明ブームの深層へ
補論 牛頭天王の変貌と「いざなぎ流」
付録 折口信夫の「陰陽道」研究・再考

著者紹介

斎藤 英喜 (サイトウ ヒデキ)  
1955年東京生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、佛教大学歴史学部教授。専門は神話・伝承学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)