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曠野から アフリカで考える

法蔵館文庫 か9−1

出版社名 法藏館
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-8318-2697-8
4-8318-2697-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 326P 15cm

商品内容

要旨

旧フランス植民地オート・ヴォルタ(現ブルキナファソ)長期滞在中に出会った、サヴァンナに暮らす人々やとりまく環境を、精緻な描写とみずみずしく豊かな表現で綴る。無文字社会でのフィールドワークを通して、「文化の三角測量」という方法論を提唱し人類学研究を牽引した、文化人類学の巨人・川田順造。過酷な自然と苦境の地にある目に見えない豊かさを、類稀な洞察力と思索で浮き彫りにした、氏の代表的エッセイ集を復刊!

目次


貧しさ

王さま

ある料理人の話
馬と車
歯・目・耳
黄金海岸

大統領が来た!
生きものたち
すまい

ことば

著者紹介

川田 順造 (カワダ ジュンゾウ)  
1934年東京生まれ。人類学者。東京大学教養学科卒業。パリ第5大学民族学博士。日本・アフリカ・ヨーロッパの多年の現地調査から、西洋近代を相対化して人類の未来を探求する「文化の三角測量」を提唱する。東京外国語大学名誉教授。広島市立大学名誉教授。紫綬褒章、瑞宝重光章、文化勲章、フランス語圏大勲章、フランス政府文化功労章、ブルキナファソ政府文化勲章を受章。著書に『曠野から』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『無文字社会の歴史』(渋沢敬三賞)、『聲』(藤村記念歴程賞)、『口頭伝承論』(毎日出版文化賞)など多数。2024年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)