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宙空に立つ塔 塔の想像力と存立地平

法蔵館文庫 ほ4−1

出版社名 法藏館
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-8318-2700-5
4-8318-2700-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 336P 15cm

商品内容

要旨

なぜ人は「塔」に魅了され、「塔」の情景に誘われるのか。野間宏の小説『わが塔はそこに立つ』の作品読解を横軸にして、そこに源信『往生要集』とダンテ『神曲地獄篇』、ストゥーパ以来の「塔」の変遷(インド→中国→日本)、『法華経』における「塔」の叙述、日本の層塔建築の特徴、心柱の固有の役割などを随時縦軸とし、「塔」の成り立ち・様相に多面的な背景を与え照明をあててゆく。表象批評のチャレンジングな試み。書き下ろし作品。

目次

第1章 「わが塔はそこに立つ」とは?―小説の構造についての考察
第2章 「われ」と「地獄」―「われ」と「そこ」についての考察
第3章 主人公の“顔”の謎―「われ」と「鏡」についての考察
第4章 真如堂のトポスと鳳凰―「そこ」とその歴史についての考察
第5章 「わが塔」の「塔」についての前提的考察―仏塔の由来と変遷
第6章 層屋根と心柱のつくり―日本の層塔とはどのようなものか?
第7章 空中の宝塔―塔はどのように表象されてきたか?
第8章 層塔の境位―『わが塔はそこに立つ』における「塔」を介して
補章 今日からふりかえって

著者紹介

本間 邦雄 (ホンマ クニオ)  
1951年新潟市に生まれる。京都大学工学部建築系学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(比較文学比較文化)単位取得退学。駿河台大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)