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加賀藩御算用者猪山直之日記

時鐘舎新書 0012

出版社名 時鐘舎
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-8330-1771-8
4-8330-1771-7
税込価格 1,047円
頁数・縦 301P 18cm

商品内容

要旨

順調な昇進、加増。それを上回る「身分費用」の重み。揺れる幕末の武家社会で、御算用者がはじいた人生の算段は?―。

目次

第1章 直之、加賀藩に出仕する(御算用者としての第一歩
お駒との結婚
御算用場の概要
藩主の御次執筆役に)
第2章 御次執筆役の日々(藩主斉泰の発病
激務を強いられた直之の辛労
江戸での単身赴任生活)
第3章 猪山家の行事と祭礼(子供の誕生と成長を祝う
正月の宴と献立
猪山家の法事
跡目相続の手続き
親族間の絆と互助の精神)
第4章 猪山家の収入と支出(「日記」にみる家計再建
猪山家の支出構造
猪山家の収入構造
猪山家の家計再建の特徴)
第5章 猪山家の幕末維新(父信之の死去
黒船騒動と直之の変化
軍務官に出世した成之
維新後の直之と成之)

著者紹介

石崎 建治 (イシザキ ケンジ)  
1964‐。石川県能美市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同大学院文学研究科博士課程を経て、1993年金沢女子大学(現金沢学院大学)文学部専任講師、97年金沢学院大学文学部助教授。2000年より同大学美術文化学部助(准)教授。専門は日本中近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)