未来をつくる大学経営戦略
出版社名 | プレジデント社 |
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出版年月 | 2023年10月 |
ISBNコード |
978-4-8334-2507-0
(4-8334-2507-6) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 277P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 少子化の影響で「定員割れ」が定常化するなど、日本の大学が置かれる厳しい状況を知る人は多いだろう。その一方で各大学や文部科学省は、社会人教育や遠隔教育といった新たな方向性に活路を見出そうと懸命だ。そんな改革の波の中で成果を挙げつつある教育機関の一つにビジネス・ブレークスルー大学がある。本書では、ビジネス・ブレークスルー大学(以下、BBT大学)を運営する株式会社Aoba-BBTのトップであり、これまでにさまざまな教育改革に取り組んできた著者が、日本の大学経営の現状と問題点、時代のニーズに即した大学のあり方、BBT大学の実践例などについて、独自の知見をもとに幅広く論じている。「18歳人口の減少による過当競争」「授業料や補助金に頼ったビジネスモデルの弱さ」「日本語に依存していることによる教育コンテンツの国際的な競争力の低さ」といった課題に直面する日本の大学だが、リスキリング需要への対応、「ハイブリッド型校舎」といった取り組みがソリューションになるという。著者は株式会社Aoba-BBT代表取締役社長。1998年にネットスーパーの先駆けであるエブリデイ・ドット・コムを大前研一氏と共同創業。2013年からアオバジャパン・インターナショナルスクールの経営に参画。 |
商品内容
要旨 |
「教育×テクノロジー」を基軸に、日本初のオンライン経営大学・大学院、海外大学との共同オンラインMBAをはじめ、数々の教育変革に取り組んできたAoba‐BBTの知見をベースに提供する大学経営ソリューション! |
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目次 |
第1章 なぜ大学改革が喫緊の課題なのか(いま日本の大学に押し寄せる、克服すべき3つの課題 |
出版社・メーカーコメント
日本の大学が大きな転換期を迎えている。18歳人口の激減による定員割れ大学の続出、世界の大学ランキングにおける順位の低下、そして授業料や国からの補助金に依存した脆弱なビジネスモデルによって、多くの大学が経営危機となり、淘汰されることが予想される。また、コロナ禍で定着したリモート授業、ChatGPTに代表される高度AIの登場、人生100年時代におけるリスキリングの必要性など、高等教育機関である大学そのものの位置づけやあり方も変わってくることが予想される。本書は、日本初の100%オンライン大学であるBBT大学・大学院(学長大前研一氏)を経営する著者が、日本の大学をめぐる国内外の情勢を分析したうえで、経営体質の改善やビジネスモデルの転換、独自の強みを構築するための処方箋を提示する。さらに社会構造の変化やデジタル技術の進歩から、大学の果たす役割の再定義を行う。大学経営関係者、教育行政担当者はもちろん、これから大学に入る受験生やその保護者、大学でリスキリング(学び直し)を考えているビジネスパーソンまで、広範な層に読んでいただきたい内容である。