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BATNA 交渉のプロだけが知っている「奥の手」の作り方

出版社名 プレジデント社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-8334-4041-7
4-8334-4041-5
税込価格 1,870円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

“BATNA”はBest Alternative To a Negotiated Agreementを略した、「代替案のなかで最良のもの」を意味する言葉です。いわゆるプランBのような、ただの代替案ではありません。“BATNA”とは、目の前の相手と交渉が成立しないときに、「自分にはなにができるだろう?」「なにをするのがベストなのだろう?」とつねに考え、あらかじめ懐に持っておくべき最善の策のことです。“奥の手”であり、“伝家の宝刀”とでもいうべき最強の武器なのです。その“BATNA”の概念を、交渉の場面はもちろんのこと、ビジネス全般や人生にまで役立つ思考法に昇華させたのが本書です。この思考法を身につけることで、日々の判断や選択、相手との対話、大切な決断などの質が高まり、「人生が変わる」といっても過言ではありません。

目次

第1章 これが“BATNA”思考だ(“BATNA”とはなにか
“BATNA”は「成熟」の思考
交渉における「選択」の方程式 ほか)
第2章 実践・ビジネス編 “BATNA”があなたの仕事を“最良”にする(“BATNA”で“最悪”を“最良”に変える
価値観が違う相手と向き合う
ニュースを“BATNA”思考で分析1 シャープと鴻海の出資交渉(2016年) ほか)
第3章 実践・人生編 “BATNA”があれば人生は思い通り(人生の岐路には“BATNA”思考を
“BATNA”が人類を前進させた
生きるための「しぶとさ」を身につけよう ほか)

出版社・メーカーコメント

最後に笑うのは、あなただ。ハーバード流交渉術の最重要概念BATNA(最良の代替案)の思考法でビジネスと人生のすべてが変わる言葉と話し方の達人&No.1国際弁護士が伝授!

著者紹介

齋藤 孝 (サイトウ タカシ)  
1960年、静岡県に生まれる。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現職に至る。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞トップテン、草思社)がシリーズ累計260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。テレビ出演も多数
射手矢 好雄 (イテヤ ヨシオ)  
1956年、大阪府に生まれる。弁護士、ニューヨーク州弁護士。アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。一橋大学法科大学院特任教授。京都大学法学部卒業後、ハーバード大学ロースクールを修了し、日本とアメリカ・ニューヨーク州の弁護士資格を有する。2022年度より日本交渉学会の会長を務める。M&A、紛争解決、海外法務を専門とし、中国をはじめインド、タイ、ベトナム、インドネシアなどとの国際ビジネス交渉に従事。日本経済新聞「企業が選ぶ弁護士ランキング国際部門」にて1位を複数回獲得(2010年、14年、17年等)するほか、「Chambers Global」「The Best Lawyers」「Legal 500」「Who’s Who Legal」など多数の受賞歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)