• 本

渋沢栄一論語の読み方

出版社名 三笠書房
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-8379-2120-2
4-8379-2120-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 329P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 論語を読んで、孔子から生き方の基本を学ぼう

    渋沢栄一氏は、どんな人に対しても誠実に接した上で、一緒に仕事をする人に対 しては、鋭い観察眼を持っています。 普通は事業を始めたら、まずは利益をあげることに目がいきますが、彼はどんな 志を持った人たちが働いているかの方に、より気を配っていたのです。 最初に孔子の言葉がそのまま載っていて、その後に渋沢栄一氏の丁寧な解説が楽 しめます。 普段「論語」に親しんだことがなくても、解説がわかりやすいので、気軽に読め ますよ。 経営に関しての本が読みたい人はもちろん、人生に迷っている人、生き方の目標 を定めたい人にもおすすめです。

    (2006年6月4日)

商品内容

要旨

孔子の生き方、つまり「論語」のエキスをそのまま日常生活、仕事に応用して成功した代表が、渋沢栄一である。「論語」をなめるように読み、実践していったのである。人生への取り組み方、自分の長所を磨き育てる工夫、そしていい人間関係の築き方など、この本との“対話”には、面白い感動的な発見がある。

目次

学而篇―人生いちばんの楽しみをどこに求めるか
為政篇―心に“北極星”を抱く人の生き方
八〓(いつ)篇―自分の資質にさらに磨きをかける
里仁篇―この心意気、この覚悟が人生の道を開く
公冶長篇―“一時の恥”にこだわって自分を小さくするな
雍也篇―成功のカギ「先憂後楽」の生き方
述而篇―これぞ沈勇、大勇の人
泰伯篇―孔子の恐ろしいまでの“現実主義”
子罕・先進篇―男子一生の“本懐”をどこに求めるか
顔淵・子路篇―ともに生きるに足る友、切り捨てる友
憲問篇―自分への“厳しさ”に自信がもてるか
衛霊公・李氏・陽貨・子張篇―孔子流の最高の“自己実現”法

出版社
商品紹介

人生への取り組み方、自分の取柄を伸ばす法、いい人間関係の築き方。すべての答えが「渋沢論語」にある。読むたびに感動的な発見が。

おすすめコメント

「論語」がここまで面白かったとは?!孔子の生き方、つまり「論語」のエキスをそのまま日常生活、仕事に応用して成功した代表が、渋沢栄一である。「論語」をなめるように黄泉、実践した渋沢は、いかに人生と取り組み、自分の長所を磨きたてる工夫をし、そしていい人間関係を築き上げたのか。この本との“対話”には、「精神の富」と「物質の富」を一挙両得できる、画期的な「論語」の読み方がいっぱいに詰まっています!!

著者紹介

渋沢 栄一 (シブサワ エイイチ)  
現在の埼玉県深谷市の豪農に生まれる。幕末の動乱期には尊皇攘夷論に傾倒、のちに一橋家に仕える。欧州各地を視察して帰国後、大蔵省租税司、大蔵権大丞を歴任。辞職後は実業に専心し、第一国立銀行(第一勧業銀行の前身)の創設をはじめ、実業界の第一線から退くまで500あまりの会社を設立、資本主義的経営の確立に大いに貢献した。晩年は社会・教育・文化事業に力を注ぎ、東京高等商業(現一橋大学)等の設立を斡旋し、東京市養育院等の各種社会事業にも広く関係した
竹内 均 (タケウチ ヒトシ)  
福井県に生まれる。東京大学名誉教授。理学博士。地球物理学の世界的権威。科学雑誌『ニュートン』の編集長として、また多くの著書、テレビ放送等を通し、青少年の科学啓蒙に情熱をかたむけるかたわら、「人生の幸福」について探究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)