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誤解だらけの明智光秀

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-8387-3082-7
4-8387-3082-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 197P 19cm

商品内容

要旨

ヒーローか?謀反人か?血縁より家名が大事!裏切りも寝返りも当たり前!世渡り上手は茶をたしなむ!?戦国時代のリアルを東大教授が愉快に解説!

目次

第1章 出自の謎―光秀が生まれた戦国の世とは?(明智光秀は、生まれたときから「明智」だったのか?
本当に美濃土岐家の出身か? ほか)
第2章 空白の十年の謎―光秀、放浪する!(息子は父が死ぬまで安心できない!「親の悔い返し」の法則
なぜ、光秀は道三の味方をしたのか? ほか)
第3章 転機の謎―光秀、信長に認められる!(「人材抜擢」は信長独自の手法なのか?
いつ信長の家臣になったのか? ほか)
第4章 出世の謎―使命感とプレッシャーに苦悩する五十代(信長が義昭を追放したのは、時代の要請だった!?
光秀が丹波を任された本当の理由は? ほか)
第5章 本能寺の変の謎―光秀、信長を討つ!(偏見と誤解がつくった説はちっとも面白くない!
遺恨説―パワハラされたくらいで今さら? ほか)

おすすめコメント

歴史は時としてウソをつく。「そんなバカな」と思う人こそ、要チェック!嫌われ者が、ある日突然ヒーローになったり、ヒーローが嫌われ者になったり。歴史上の人物に対する評価や人気は、その時々の社会状況で変化する。しかし、当然のことながら事実は何も変わりません。さて、本書では、日本史上最大のクーデター「本能寺の変」を起こし、謀反人として知られる明智光秀の人生をたどりながら、歴史に混じるウソ、誤解、曲解を解いていきます。同時に光秀が生きた時代の価値観、リアリティに迫り、歴史の本当の楽しみ方をお伝えしていきます。光秀にまつわるまことしやかなエピソードを知っている人も知らない人も、いったんこれまでの常識や先入観を捨てて、人間・明智光秀をまっさらな視点で眺め直してみましょう。教えてくれるのは、東京大学史料編纂所の本郷和人教授。テレビでもよく見かける先生です。ここで語られる事実を押さえておけば、大河ドラマだって100倍楽しく観られます!

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。専門は日本中世史。大河ドラマ『平清盛』など、ドラマ、アニメ、漫画の時代考証にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)