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大庭みな子響き合う言葉

出版社名 めるくまーる
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-8397-0170-3
4-8397-0170-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 354P 20cm

商品内容

要旨

歿後10年、難民問題はじめ流動化が進む現代世界にあって、「越境」し「混交」するその作品は今日的な意味を帯びつつ、再び甦ろうとしている。時代に先駆けた大庭文学のいま。

目次

椎名美奈子・学生時代の未発表の手紙(田澤信子宛)
大庭みな子をめぐって(津田の後輩 大庭みな子さんの思い出
コルク入りワインの幸福な夜
浦島忌に想う文学の広がり ほか)
書簡・利雄日記から(藤枝静男と大庭みな子―浜松を背景に
大庭みな子・藤枝静男 往復書簡
大庭利雄日記抄―大庭みな子との日々(一九八七年一月) ほか)
大庭作品をめぐって(『ヤダーシュカ ミーチャ』論
変身する身体、越境する主体―「ろうそく魚」を手がかりにして
『霧の旅』第1部・第2部―場所の記憶 ほか)

著者紹介

与那覇 恵子 (ヨナハ ケイコ)  
1952年生まれ。東洋英和女学院大学国際社会学部教授。女性文学会・大庭みな子研究会代表。著書・共著・編著の他、監修・編集に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)