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色町のはなし 両国妖恋草紙

幽ブックス

出版社名 KADOKAWA(メディアファクトリー)
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-8401-3444-6
4-8401-3444-8
税込価格 1,485円
頁数・縦 211P 20cm

商品内容

要旨

大川に架かる四本の橋の近くには浅草や両国広小路の歓楽街、川を渡った向島、本所、深川には情緒のある水辺の町ができ上がった。堀端には料理屋や茶屋が建ち並び、岡場所と呼ばれる私娼窟―色町が栄えた。香具師の真似事をしながら岡場所をうろつく遊び人の萬女蔵は、侍に斬り殺された美しい芸者の幽霊がでるという茶屋の話を聞きつける。美貌の噂に惹かれて出向いた萬女蔵が見たものとは…。本所両国の色町と見世物小屋を舞台に描く、妖しく艶やかな江戸怪談。

著者紹介

長島 槇子 (ナガシマ マキコ)  
東京生まれ。「劇団インカ帝国」での演劇活動の後、脚本家としてデビュー。2003年『旅芝居怪談双六』(学習研究社)で第3回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞し、作家活動を開始。08年『遊郭のはなし』で第2回『幽』怪談文学賞長編部門特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)