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読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド

ダ・ヴィンチブックス

出版社名 メディアファクトリー
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-8401-3477-4
4-8401-3477-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 267P 19cm

商品内容

要旨

この二人だからこそ、わかる、憧れの人気作家になるための、必勝テクニック。

目次

ファンタジー小説が書きたかったら、得意分野をひとつ持て!―『ハリー・ポッターと賢者の石』(J・K・ローリング)に学ぶ
巧みなプロットを立てたかったら、分析する目を持て!―『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)に学ぶ
コミック・ノベルが書きたいなら、自分は笑うな!―『太陽の塔』(森見登美彦)に学ぶ
うまい比喩を使いたかったら、言葉を知れ!―『博士の愛した数式』(小川洋子)に学ぶ
「語り」上手になりたかったら、物語の“声”に耳を澄ませろ!―『告白』(町田康)に学ぶ
心の「ダークサイド」を描くなら、腹括れ!―『グロテスク』(桐野夏生)に学ぶ
キャラクター小説を書く前に、まず類型を理解しろ!―『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流)に学ぶ
泣かせる小説が書きたかったら、冷徹になれ!―『流星ワゴン』(重松清)に学ぶ
恐怖小説を描きたいなら、物語の原型を利用しろ!―『キャリー』(スティーヴン・キング)に学ぶ
恋愛小説を書く際は、読者の「共感」を味方につけろ!―『センセイの鞄』(川上弘美)に学ぶ
ピカレスクロマンを成功させたかったら、キャラクターを魅力的に!―『香水』(パトリック・ジュースキント)に学ぶ
「本歌取り」をしたかったら、元の作品を徹底的に読み込め!―『光の帝国』(恩田陸)に学ぶ
「サプライズ・エンディング」小説を書きたかったら、語りで騙れ!―『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)に学ぶ:桜庭一樹になりたきゃ、一日一冊本を読め!―小説家になるための読書術鼎談 岡野宏文×桜庭一樹×豊崎由美

おすすめコメント

小説家になる為のハウツー本は数多くあるが、「よく読め、よく書け」の観点で、膨大な読書量を誇る二人が、お手本書籍を指南。「ハリポタみたいなファンタジーを書くには?」「小川洋子になりたかったら」「森見登美彦をめざすには」など、具体的なテーマとそれに連なるブックガイドを各章で展開。巻末に作家・桜庭一樹との鼎談を収録。

著者紹介

岡野 宏文 (オカノ ヒロフミ)  
1955年、神奈川県生まれ。フリーライター&エディター。白水社にて演劇雑誌「新劇」の編集長を経て独立。『アサヒ芸能』『サファリ』『デジタルTVガイド』に書評など連載する。編集者時代には岸田國士戯曲賞にかかわり、小説のみならず戯曲などにも深い造詣をもち、独自の論を展開する
豊崎 由美 (トヨザキ ユミ)  
1961年、愛知県生まれ。書評家。雑誌『GINZA』『TV Bros.』『本の雑誌』など多くの媒体に書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)