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桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう 天気と日本史

メディアファクトリー新書 038

出版社名 KADOKAWA(メディアファクトリー)
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-8401-4277-9
4-8401-4277-7
税込価格 814円
頁数・縦 185P 18cm

商品内容

要旨

雨中の奇襲を決行した織田信長、嵐が状況を一変させた元寇…。天気が歴史を左右したといわれる事例は多い。だが、われわれが知る「定説」は、真実なのだろうか?本書は、日本史に魅せられた気象予報士が当時の史料を徹底的に読み込み、土地の天候を調べることで、「あの日の天気」と、それが歴史に与えた影響を明かす試みである。

目次

はじめに 歴史の記録から気象がわかる。そしてもっと歴史がわかる
第1章 博多湾で神風が吹くでしょう
第2章 桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう
第3章 壇ノ浦では潮の満ち干きにご注意ください
第4章 季節風に乗って島津勢が来そうです
第5章 二・二六は大雪に見舞われるでしょう
第6章 異人さんは台風に泣くでしょう
おわりに 暑くて寒くて雨雪が多い愛しきこの国

著者紹介

松嶋 憲昭 (マツシマ ノリアキ)  
1954年、福岡県生まれ。気象予報士。東京大学工学部卒業後、建設省(現・国土交通省)入省。建設省で道路行政に長く携わるなか沖縄総合事務局企画調整官、佐世保市助役、本四高速経営管理室長なども歴任し2008年退官。現在、建設コンサルタント会社に勤務。1993年の鹿児島豪雨を契機に気象災害の知識普及活動を開始し、気象予報士と建設のキャリアを活かして全国で防災技術などについての指導・講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)