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今を生きる人のための世界文学案内

出版社名 立東舎
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-8456-3126-1
4-8456-3126-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 250P 19cm

商品内容

要旨

とにかく面白い本を、国・言語にかかわらずひたすら読みまくる。そしてその本について書きまくる。これは、そんな「狂喜の読み屋」の戦いの記録だ。現代日本の最重要翻訳家・都甲幸治。彼の膨大な原稿から厳選したベスト書評集。村上春樹『騎士団長殺し』についての書き下ろし書評も掲載。世界文学の今を知るための、最新ブックガイドが登場。

目次

第1章 2015年以降の読書日記
第2章 日本、アメリカ、そして(語りかけてくる言葉―村上春樹『騎士団長殺し』
閉じた家、開いた家―坂口恭平の小説
ラテンアメリカを引き継ぐ―ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』と北米の魔術的リアリズム ほか)
第3章 世界文学をひたすら読む(涙の擁護―舌津智之『抒情するアメリカ‐モダニズム文学の明滅』
英語の中の東欧系文学
死の帝国―ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』 ほか)
第4章 英語を生きる(英語を生きる
トランプと人種差別―南北アメリカ文学に見る排除
前山君のこと)
第5章 僕の好きな翻訳文学40冊

著者紹介

都甲 幸治 (トコウ コウジ)  
1969年福岡県生まれ。翻訳家、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)