• 本

二人の稚児

乙女の本棚

出版社名 立東舎
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-8456-3965-6
4-8456-3965-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 1冊 17×19cm

商品内容

要旨

その悶えは苦しいと同時に甘かった。幼いときから稚児として寝食を共にしてきた千手丸と瑠璃光丸。何をするにも一緒だった二人の運命は、成長とともにそれぞれの道へと分かれていく―。谷崎潤一郎の名作が、ノスタルジーを感じさせる美しい作品で大きな話題を呼び本シリーズでは江戸川乱歩『人でなしの恋』谷崎潤一郎『刺青』坂口安吾『夜長姫と耳男』を担当するイラストレーター・夜汽車によって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第37弾が登場。小説としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

著者紹介

谷崎 潤一郎 (タニザキ ジュンイチロウ)  
明治19年(1886年)東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。在学中に同人雑誌「新思潮」(第二次)を創刊し、「刺青」などを発表する
夜汽車 (ヨギシャ)  
イラストレーター。少女を描くことと19世紀末の挿絵画家を好む。懐かしいような落ちついた雰囲気のイラストを目標に制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)