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人間の営みがわかる地理学入門 「なぜ」がわかる地理学講義

出版社名 ベレ出版
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-86064-467-3
4-86064-467-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 293P 図版16P 21cm

商品内容

要旨

バナナはなぜ安いのか?世界50カ国以上を訪れた著者がエピソードを交えて解説!世界の人々の生活文化を解き明かすおもしろさが満載!

目次

1 農作物と農業(農作物と原産地―農作物と原産地の関係はいかに?
天然ゴム―第二次世界大戦で日本軍が天然ゴムの生育地を押さえるのに躍起になったのはなぜか? ほか)
2 人種・民族・言語・宗教(人種―人種差別ほどいやなものはない
民族の分類―民族は何を基準に区分されるのか? ほか)
3 村落と都市(村落の立地―村はどのようにできていくのか?
都市の成立と発達―ヨーロッパ式の街並みがアフリカや南米では交通渋滞を引き起こしている? ほか)
4 人口(人口分布と変化―発展途上国ではなぜ子供が多いのか?
難民問題―日本はなぜ難民を受け入れないのか? ほか)
5 環境問題(地球温暖化―温暖化が難民を生み出す?
オゾン層の破壊―人を守るオゾン層 ほか)

おすすめコメント

地理学は地表に存在するあらゆるものごとの成り立ちを明らかにするとても身近な学問です。「バナナはなぜ安いのか」「村はどのようにできるのか」など、本書では人々の営みに関わる農作物と農業・人種・民族・言語・宗教・村落と都市・人口・環境問題について、豊富な写真や図版とともに具体的に解説。著者自身が体験したエピソードもふんだんに盛り込まれた、私たちが生きる世界のリアルな姿が見えてくる人文地理学の入門書です。

著者紹介

水野 一晴 (ミズノ カズハル)  
京都大学大学院文学研究科地理学専修・教授。理学博士。1958年名古屋生まれ。名古屋大学文学部史学科地理学専攻卒業、北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻修士課程修了、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。国士舘大学、茨城大学、日本大学、横浜国立大学等の非常勤講師を経て、1996年より京都大学大学院人間・環境学研究科助教授、1998年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授。大学非常勤講師時代には、河合塾予備校大学受験科非常勤講師も務め、駒場校、横浜校、大宮校、名古屋校、仙台文理校(現仙台校)等の教壇に立ち、河合塾の地理科初のサテライト授業(全国に配信される衛星生中継授業)の講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)