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居場所 生の回復と充溢のトポス

出版社名 春風社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-86110-566-1
4-86110-566-8
税込価格 2,547円
頁数・縦 264P 19cm

商品内容

要旨

生きることの豊かさを感じられる「居場所」のために。効率と生産性重視の現代社会で漂白される「私」。見えない檻の中で「普通」でいようとすることの生きづらさ。子ども・若者の生の陰影に寄り添い、大人との関係性を見つめ、共に生きる方途を探求する。現代人の生きづらさと居場所の根源に迫る。

目次

第1部 居場所が問われる理由(居場所の原点とその変容
「普通」でいることの生きづらさ
若者が語る居場所の風景)
第2部 居場所についての共通了解の試み(居場所の意味と成立条件
居場所の存在論
存在充溢としての学びと自己形成空間の構想)
第3部 居場所が生まれる場を構想する(居場所が生まれる場の構想
居場所が生まれる空間デザインとかかわりの技法
居場所づくりとスタッフの魅力)
第4部 居場所論の射程(変容する青少年問題への社会教育的アプローチ
持続可能な共生社会の構想へ)

著者紹介

萩原 建次郎 (ハギワラ ケンジロウ)  
1968年埼玉県生まれ。横浜国立大学教育学部生涯教育課程社会教育コース卒業、立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。駒澤大学総合教育研究部教授。教育人間学、社会教育学専攻。子ども・若者支援ネットワークづくり、地域の子どもの居場所づくり、ユースセンター運営、若者支援施策提言などにたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)