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近代図案帖 寺田哲朗コレクションに見る、機械捺染の世界

出版社名 青幻舎
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-86152-773-9
4-86152-773-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 287P 15cm

商品内容

要旨

機械捺染機の輸入と発展により、大量生産が可能になった染色業界。とくに京都では1970年代に至るまで、和柄やポップなデザインなど、次々と新柄が生み出され生産されてきた。本書はその最盛期に図案家として活動した寺田哲朗が残した、膨大な図案の中から約240点を収録。デザインの移り変わりとともに、時代の変遷を追いかけてゆく。

目次

図案家・寺田哲朗コレクションをたどる
1 機械捺染の歴史と図案(機械捺染の導入と発展
ロール彫刻技術の発展と武田周次郎
捺染図案家の誕生
インタビュー 日本画家竹内浩一さんのはなし)
2 寺田哲朗コレクション(図案に見る匠の技
図案に見る世相
海を超えた輸出向けデザイン
1960〜1970年代を彩ったポップデザイン
浴衣
異国の風、到来
暮らしを飾るインテリア図案
アートとの連動
作家としての図案家)
3 機械捺染の現在(京都に残る機械捺染)

著者紹介

並木 誠士 (ナミキ セイシ)  
1955年生まれ。徳川美術館学芸員、京都大学助手を経て、京都工芸繊維大学教授・同大学美術工芸資料館長。専門は、日本美術史・美術館学
上田 文 (ウエダ アヤ)  
1964年生まれ。専門は近代日本美術。博士(芸術学)。1989年関西学院大学大学院卒。現在、関西学院大学非常勤講師、同志社女子大学非常勤講師
青木 美保子 (アオキ ミホコ)  
1960年生まれ。専門は日本服飾史。1983年京都女子大学卒、2007年京都工芸繊維大学大学院卒、博士(学術)取得。現在、京都女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)