長い20世紀 資本、権力、そして現代の系譜
出版社名 | 作品社 |
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出版年月 | 2009年2月 |
ISBNコード |
978-4-86182-217-9
(4-86182-217-3) |
税込価格 | 5,720円 |
頁数・縦 | 586P 20cm |
商品内容
要旨 |
「長い20世紀」とは、アメリカが覇権を握る世界経済システムが始まり、それが終わるまでのサイクルを指している。このアメリカのサイクルを、イタリア・ジェノヴァのサイクル(15‐17世紀)、オランダのサイクル(17‐18世紀)、イギリスのサイクル(19‐20世紀)と比較しながら、壮大なスケールで分析したものが本書である。700年の資本主義の歴史から見ると、金融拡大は、資本主義の最高段階ではなく、一つのサイクルの最終局面であり、新たなる世界体制への前兆である。私たちは、今まさに〈世界システム〉の転換期に立ち会っている。新たな覇権は誰が握り、その体制はどのようなものになろうとしているのか?本書は、その基本的視座を与える。 |
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目次 |
第1章 史的資本主義の三つの覇権(覇権と資本主義と領土主義 |